慣性の法則とは

慣性の法則とは、運動している物体はその運動を続けようとし、静止している物体は静止し続けようとする法則です。電車に乗っているとき、電車が減速すると進行方向に体が動こうとするのは体が運動を続けようとするからであり、電車が加速すると進行方向の逆側に体が動いてしまうのは体が静止し続けようとするからです。
車に当てはめると、ブレーキがききはじめてから停止するまでの距離である制動距離は慣性の法則が原理で発生します。それまでの運動を続けようとするためにブレーキをかけてもすぐに停止することはありません。
加速時も同様にアクセルをどれほど踏んでも一瞬で加速することはありません。また、加速中に最もガソリンの消費が多くなるのも車が静止し続けようとするためです。逆に同速度で走行中は車が動き続けようとするために、ほとんどガソリンの消費はありません。
また、カーブでの遠心力も慣性の法則に起因します。慣性の法則は運動の向きも保持しようとします。つまり、カーブによって運動の向きを変えようとすると元の運動の向きを保持しようとするため外側に引っ張られるような遠心力が発生します。なお、この遠心力は速度の2乗で増減するためスピードの加減によって大きく変化します。

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