コモンレールディーゼルについて

コモンレールディーゼルは、排ガス規制強化に伴い開発されたディーゼルエンジンの一つです。コモンレールとは共通の燃料を通すパイプのことを意味し、従来はポンプから直接、気筒に燃料を分配している形式を採用していましたが、その共通のパイプに一度、高圧の燃料を蓄えて後に各気筒に分配される仕組みとなります。

つまり共通パイプには高圧燃料を一度、蓄積するため、頑丈に出来たパイプを採用しています。また従来の様に燃料の噴射に関しては、機械式の噴射ポンプを使用せず、電磁式のサプライポンプを利用している特徴があります。

機械式の噴射ポンプでは、その内部部品の磨耗を防ぐため、軽油に硫黄分を含ませることが必要だったのですが、排ガス規制の強化によりそれを含ませることが出来なくなった経緯があります。そのため、電磁式サプライポンプを採用されていることが多くなっています。

そして、電子制御されたインジェクター部から燃料室に吹き込まれ、燃料の量やタイミングなどを制御することで完全燃焼に近い形で燃料を燃やすことが可能となります。燃料を完全燃焼に近い形にすれば、不完全燃焼の排気ガスを抑制することにも繋がり、それによって煤の発生もなく、環境汚染を引き起こす可能性も少なくなります。

日本国内においても排ガス規制の強化の影響もあり、コモンディーゼルを採用したエンジンを搭載した自動車が主流になりつつあります。

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